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02月22日-01号

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  1. 日向市議会 2019-02-22
    02月22日-01号


    取得元: 日向市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-04
    平成31年  3月 定例会(第1回)◯会期及び議事日程 1、会期   2月22日~3月15日(22日間) 2、議事日程月日曜種別内容2月22日金本会議開会会議録署名議員の指名(10番/近藤勝久議員及び12番/三樹喜久代議員) 1、会期の決定(議会運営委員長報告、質疑、採決) 2、市長提出議案第1号~第31号審議(上程、提案理由説明全員協議会市長提出議案第1号~第3号に対する質疑本会議3、市長提出議案第1号~第3号審議(質疑、討論、採決)(散会後)(一般質問順位抽選)23日 ~ 3月3日土 ~ 日休会議案熟読一般質問通告書提出期限:2月25日(月曜)午前10時〕4日月本会議一般質問5日火本会議一般質問議案質疑通告書提出期限:午後3時/意見書・請願等提出期限:午後5時〕6日水本会議一般質問議会運営委員会意見書の集約、請願・陳情の確認7日木本会議一般質問8日金(開会前)(議案付託表議案質疑通告一覧表、請願書等の写、請願等文書表の配付)本会議1、市長提出議案第4号~第12号、第18号~第31号審議(質疑、委員会付託) 2、市長提出議案第13号~第17号審議(質疑、議案第  13号等審査特別委員会設置・付託)特別委員会付託議案審査本会議3、市長提出議案第13号~第17号審議(各常任委員長報告、質疑、討論、採決) 4、請願等審議(上程、委員会付託)(本会議終了後)議会運営委員会 市長提出議案の追加について全員協議会 日向市自殺対策行動計画の策定について9日土休会 10日日休会 11日月委員会付託議案請願等審査12日火委員会付託議案請願等審査13日水委員会付託議案請願等審査14日木休会 15日 (13時開会)金本会議1、市長提出議案第4号~第12号、第18号~第31号審議(各常任委員長報告、質疑、討論、採決) 2、請願等審議(各常任委員長報告、質疑、討論、採決)議会運営委員会委員会(議員)提出議案について本会議3、市長提出議案第32号審議(上程、提案理由説明、質疑、議案第32号審査特別委員会設置・付託)特別委員会付託議案審査本会議4、市長提出議案第32号審議(特別委員長報告、討論、採決)5、委員会提出議案第1号~第4号審議(上程、提案理由説明、質疑、討論、採決)6、各特別委員会委員長報告◯付議事件名並びに審議結果〔市長提出議案番号件名審議結果1監査委員の選任について原案同意2人権擁護委員候補者の推薦について原案同意3人権擁護委員候補者の推薦について原案同意4日向市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例原案可決5日向市介護保険介護給付費準備基金条例の一部を改正する条例原案可決6日向市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例原案可決日向市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例原案可決8日向市水道布設工事監督者の配置及び資格並びに水道技術管理者の資格に関する条例の一部を改正する条例原案可決9鵜毛辺地に係る総合整備計画の策定について原案可決10第3次日向市農林水産業振興計画の策定について原案可決11市道の路線の廃止について原案可決12市道の路線の認定について原案可決13平成30年度日向市一般会計補正予算(第8号)原案可決14平成30年度日向市財光寺南土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)原案可決15平成30年度日向市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)原案可決16平成30年度日向市介護保険事業特別会計保険事業勘定)補正予算(第3号)原案可決17平成30年度日向市水道事業会計補正予算(第2号)原案可決18平成31年度日向市一般会計予算原案可決19平成31年度日向市公営住宅事業特別会計予算原案可決20平成31年度日向市財光寺南土地区画整理事業特別会計予算原案可決21平成31年度日向市城山墓園事業特別会計予算原案可決22平成31年度日向市簡易給水施設特別会計予算原案可決23平成31年度日向市農業集落排水事業特別会計予算原案可決24平成31年度日向市国民健康保険事業特別会計予算原案可決25平成31年度日向市介護保険事業特別会計保険事業勘定予算原案可決26平成31年度日向入郷地域介護認定審査事業特別会計予算原案可決27平成31年度日向市後期高齢者医療事業特別会計予算原案可決28平成31年度日向市水道事業会計予算原案可決29平成31年度日向市簡易水道事業会計予算原案可決30平成31年度日向市下水道事業会計予算原案可決31平成31年度日向市病院事業会計予算原案可決32平成30年度日向市一般会計補正予算(第9号)原案可決〔委員会提出議案番号件名審議結果1日向市地域防災計画に関する提言書(案)原案可決2日向市公共施設マネジメントに関する提言書(案)原案可決3日向市議会基本条例の一部を改正する条例原案可決日向市議会議員政治倫理条例原案可決〔継続・請願〕番号件名審議結果16小水力発電所の建設に関する請願書趣旨採択〔新規・請願〕番号件名審議結果17梶木地区における民間事業者の開発行為により生じている住環境破壊など諸問題について、解決に向け対応を求める請願書継続審査 議事日程(第1号)                   平成31年2月22日午前10時00分開会日程第1 会期の決定(議会運営委員長報告、質疑、採決)日程第2 市長提出議案第1号~第31号審議(上程、提案理由説明)日程第3 市長提出議案第1号~第3号審議(質疑、討論、採決)---------------------------------------本日の会議に付した事件 1、会議録署名議員の指名 2、諸般の報告 3、会期の決定 4、市長提出議案第1号~第31号---------------------------------------出席議員(20名)     1番  甲斐敏彦        2番  松葉進一     3番  若杉盛二        4番  森腰英信     5番  友石 司        6番  治田修司     7番  谷口美春        8番  黒木高広     9番  黒木金喜       10番  近藤勝久    11番  日高和広       12番  三樹喜久代    13番  富井寿一       14番  海野誓生    15番  (欠員)       16番  (欠員)    17番  畝原幸裕       18番  岩切 裕    19番  木田吉信       20番  溝口 孝    21番  柏田公和       22番  西村豪武---------------------------------------説明のための当局出席者 市長         十屋幸平     副市長        黒木秀樹 教育長        今村卓也     産業集積・物流担当理事                                甲斐 敏 総合政策部長東郷総合支所長      総務部長       門脇功郎            大石真一 健康福祉部長     柏田武浩     商工観光部長     福田幸一 農林水産部長     海野雅彦     市民環境部長     柏田淳一 建設部長       中島克彦     教育部長       塩月勝比呂 消防長        吉村 博     上下水道局長     中城慎一郎 会計管理者      稲田利文     監査委員       成合 学 総務課長       黒木升男---------------------------------------議会事務局出席者 局長         吉野千草     局長補佐       小坂公人 係長         井戸礼子     主査         後藤 仁 主任主事       長友麻奈美    主任主事       黒木一義--------------------------------------- △開会 午前10時00分 ○議長(甲斐敏彦) ただいまから平成31年第1回日向市議会定例会を開会します。 直ちに本日の会議を開きます。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(甲斐敏彦) 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員に10番近藤勝久議員と12番三樹喜久代議員を指名します。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(甲斐敏彦) 日程に入る前に報告します。 お手元に配付しています日向市議会の活動状況のうちから、主なものについて報告します。 まず、1月17日から18日にかけて、宮崎県市議会議長会が日南市で行われ、31年度の同議長会の活動や九州市議会議長会への提案議案について協議しました。また、全国市議会議長会委員会委員に日向市が決定しました。 次に、1月21日から22日にかけて、福岡市と東京都において、熊本、宮崎合同により、九州中央自動車道の整備促進について提言活動を行いました。 次に、1月28日、議会改革度調査ランキング4年連続1位の芽室町議会議長を招き、日向市東臼杵郡町村議会議長連絡会議員研修会を開催しました。 次に、議会報告会を、2月4日の新庁舎での開催を皮切りに、中学校区ごとの7カ所の公民館等で行い、市議会の活動報告や住民の方との意見交換を行いました。 最後に、2月14日、日向東臼杵広域連合議会が開催されました。 次に、市長から日向市第三セクター改革プラン経営健全化方針)の報告がありましたので、その写しを配付しております。 以上で報告を終わります。--------------------------------------- △日程第1 会期の決定 ○議長(甲斐敏彦) 次に、日程第1、会期の決定を議題とします。 この定例会の会期及び議事日程について、議会運営委員会の審査の経過並びに結果の報告を委員長に求めます。 22番西村豪武議員。 ◆22番(西村豪武) 〔登壇〕おはようございます。 本日招集されました平成31年第1回日向市議会定例会の会期及び議事日程について、去る2月15日、議会運営委員会を開催しましたので、委員会における審査の経過及び結果について報告します。 本定例会に提案されます議案は、人事案件3件、条例5件、事件決議4件、補正予算5件、当初予算14件の計31件です。 以上の議案について、関係部長等から概要の説明を受け、審査しました結果、会期を本日2月22日から3月15日までの22日間とし、議事日程については、お手元に配付しております案のとおり決定いたしました。 それでは、議事日程の内容についてその概要を報告します。 まず、一般質問ですが、3月4日から7日までの4日間を予定しております。質問順位は、先例によりまして、本日の会議終了後、抽せんで決定することになります。 なお、一般質問通告書の提出期限は、日程案にも記載しておりますとおり、2月25日の午前10時となっておりますので、議会事務局へ提出願います。 次に、各議案の審議要領について報告します。 まず、議案第1号から第3号の人事案件については、本日の日程第3として委員会付託を省略し、一審議で採決まで行うこととしております。 なお、本案審議に当たりましては、先例によりまして全員協議会を開催する予定です。 次に、議案第4号から第12号、第18号から第31号までの各議案については、3月8日の本会議において質疑の後、それぞれ所管の各常任委員会に付託の予定となっております。 次に、議案第13号から第17号までの平成30年度補正予算5件については、3月8日の本会議において質疑の後、議長を除く全員で構成する議案第13号等審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにしております。 なお、この補正予算については、年度末を控えて予算執行に支障を来さない配慮から、特別委員会審査終了後、本会議を開き、採決まで行うことにしております。 なお、議案質疑通告書の提出期限は、3月5日の午後3時となっておりますので、議会事務局へ提出願います。 次に、意見書、請願書等の提出期限についてであります。 日程案にも記載しておりますとおり、提出期限は3月5日の午後5時となっておりますので、議会事務局へ提出願います。 次に、各議案及び請願等の委員会審査は、3月11日から13日までの3日間を予定しております。 最後に、追加議案についてであります。 国の平成30年度補正予算に伴う補正予算の議案を3月15日に提出したい旨、当局より申し出があっております。 以上、本定例会の会期及び議事日程について、その概要を報告しましたが、よろしく御審議のほどお願いいたします。〔降壇〕
    ○議長(甲斐敏彦) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 質疑を終わります。 お諮りします。 この定例会の会期は、本日2月22日から3月15日までの22日間とすることに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 御異議なしと認めます。 したがって、会期は22日間と決定しました。--------------------------------------- △日程第2 市長提出議案第1号~第31号審議(上程、提案理由説明) ○議長(甲斐敏彦) 次は、日程第2、市長提出議案第1号から第31号までの31件を一括して議題とします。 市長に提案理由の説明を求めます。 市長。 ◎市長(十屋幸平) 〔登壇〕おはようございます。 議員各位におかれましては、平成31年第1回日向市議会3月定例会に御参集いただき、まことに御苦労さまでございます。 議案の説明に入ります前に、1点御報告を申し上げます。 市道南日向・日の平線改良工事に係る裁判の判決についてであります。 平成25年に本市が発注しました同工事において施工された道路擁壁に規格値を大きく上回る変状が生じたことの原因と責任をめぐり、受注者であった市内法人と本市が互いに損害賠償を求め、平成27年に提訴を行った裁判の判決が、本年1月16日宮崎地方裁判所延岡支部で言い渡されました。 判決は、本件擁壁の変状は受注者の施工上の問題に起因するものであるとして、相手方の請求を全て棄却し、本市への損害賠償829万5,590円の支払いを命ずる内容であり、本市の主張の正当性が認められたものでありました。 その後、相手方が翌17日に本判決を不服として控訴申し立てを行いましたので、本市といたしましては、顧問弁護士と協議の上、適切に対応してまいりたいと考えております。 以上、報告を終わりまして、引き続き、各議案の提案理由につきましてその概要を説明申し上げます。 今定例会におきまして審議をお願いいたします議案は、人事案件3件、条例5件、事件決議4件、平成30年度補正予算5件、平成31年度当初予算14件の合計31件であります。 初めに、人事案件について申し上げます。 まず、議案第1号監査委員の選任についてであります。 監査委員のうち、識見を有する者としてお願いをいたしております成合学さんの任期が、平成31年3月31日をもって満了となるため、次期も引き続きお願いいたしたく、提案申し上げるものであります。 成合さんは、平成27年4月1日の就任以来、地方自治法に基づく決算審査や定期監査のほか、平成28年度から29年度の2カ年にかけて、災害等に備えた防災備蓄品等の整備及び管理状況について初めて行政監査を実施されるなど、代表監査委員として精力的に監査業務に取り組んでいただいております。 今後とも、適正な監査業務に御尽力いただけるものと期待いたしております。 次に、議案第2号及び議案第3号の人権擁護委員候補者の推薦につきましては、人権擁護委員のうち、中西八千代さんの任期が平成31年6月30日をもって満了となることから、引き続き中西さんを、また、1名が欠員となっておりましたが、新たに村田京一さんを委員の候補者として推薦するものであります。 中西さんは、平成22年7月から人権擁護委員として、多様化、複雑化する人権問題に対してきめ細かに適切に対応していただいており、現在も日向市男女共同参画相談員や宮崎県人権擁護委員連合会こども人権委員として、女性や子どもの人権問題を中心に活動されております。 また、村田さんは、市役所職員として長年にわたり勤務され、財政課長、会計管理者といった要職も歴任されておられます。 また、退職後は福祉課の自立生活相談員として、さまざまな問題を抱える方の相談を受けながら、自立した生活に向けた支援を行った経験をお持ちであります。 お二人とも人格識見高く、広く社会の実情に通じておられることから、人権擁護委員として適任であり、推薦したいとするものでありますので、よろしく御同意を賜りますようお願い申し上げます。 次に、条例について申し上げます。 条例につきましては、5件であります。 まず、議案第4号日向市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例についてであります。 本条例は、働き方改革の一環である長時間労働の是正のための措置として、人事院の制度改正に対応し、市職員の時間外勤務に関し必要な事項を定めることができるよう、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第5号日向市介護保険介護給付費準備基金条例の一部を改正する条例につきましては、介護保険事業の円滑な運営を図るため設置されている当該基金に関し、介護保険法の改正に伴う制度改正により、基金充当対象事業が拡充されたことから、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第6号日向市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてであります。 厚生労働省令指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準の改正に伴い、新たな介護保険サービスとして共生型地域密着型サービスが位置づけられたことから、その事業の人員、設備及び運営などの基準について、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第7号日向市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例につきましては、市営住宅への優先入居要件について、指定管理者による市営住宅の管理の開始に伴い、共同で入居者の募集を行う宮崎県や延岡市との整合性を図るため、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第8号日向市水道布設工事監督者の配置及び資格並びに水道技術管理者の資格に関する条例の一部を改正する条例につきましては、学校教育法及び技術士法施行規則の改正に伴い、水道布設工事監督者及び水道技術管理者の資格に係る要件が一部変更されたため、所要の改正を行うものであります。 次に、事件決議について申し上げます。 まず、議案第9号鵜毛辺地に係る総合整備計画の策定についてであります。 南日向・日の平線改良事業及び県営鵜毛・籾木地区基盤整備事業を実施する鵜毛辺地に係る総合整備計画を策定するに当たり、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 計画期間は、平成31年度から5年間としております。 次に、議案第10号第3次日向市農林水産業振興計画の策定についてであります。 本市農林水産業について、もうかる農林水産業や森林資源の循環利用を目指して、担い手不足などの諸課題に対応した施策、事業の方向性を示すために、同計画を策定するものであります。 計画期間は、平成31年度から5年間としております。 次に、議案第11号市道の路線の廃止について及び議案第12号市道の路線の認定についての2件につきましては、土地区画整理事業等に係る道路の整備に伴う市道6路線の廃止及び土地区画整理事業等で新設された路線のほか、台帳整備に伴い変更になった13路線の市道認定について、道路法の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。 次に、予算関連について申し上げます。 まず、議案第13号平成30年度日向市一般会計補正予算(第8号)から議案第17号平成30年度日向市水道事業会計補正予算(第2号)までの補正予算5件につきまして、一括して説明いたします。 今回の補正の主な内容を申し上げますと、一般会計につきましては、各事業の実績見込みに伴う増減や、国の第1次補正予算の成立に伴う小・中学校のエアコン整備に係る経費を中心に計上したところであります。 また、特別会計及び水道事業会計につきましては、それぞれの事業実績見込みに伴う事業費や財源などの調整を行うものであります。 この結果、補正額は、一般会計が4億913万円の増額、特別会計が2億1,776万7,000円の増額、水道事業会計が929万円の増額となったところであります。 次に、議案第18号平成31年度日向市一般会計予算から議案第31号平成31年度日向市病院事業会計予算までの各当初予算についてであります。 当初予算の説明に当たりましては、平成31年度市政の基本方針についての所信の一端を申し述べることとして、議員各位並びに市民の皆さんの御理解と御協力を賜りたいと存じます。 別途配付しております平成31年度市政の基本方針をごらんください。 まず、1ページの市政運営の基本的な考え方についてであります。 初めに、我が国の経済情勢は、緩やかに回復しておりますが、米国と中国との貿易摩擦や英国のEU離脱問題など、世界情勢は不安定な状況が続いており、我が国に与える影響も懸念されております。 本市におきましては、景気回復の兆しが見えてきてはいるものの、人口減少等の影響により人手不足が深刻化し、先行き不透明な状況が強まっていると考えております。 さらに、平成31年10月には消費税の引き上げも予定されているため、個人消費や企業の投資活動が伸び悩み、地方の景気減退につながるのではないかと危惧をいたしております。 一方で、国は、全世代型の社会保障制度への転換に向け、消費税増収分を活用した幼児教育の無償化や社会保障の充実に取り組むこととしております。 また、地方創生の屋台骨である総合戦略の総仕上げに向けて、「ひと」と「しごと」に焦点を当てた、わくわく地方生活実現政策パッケージを策定し、UIJターンに対する助成や地方における外国人材受け入れ等を推進していくこととしております。 人口減少や東京一極集中に対する効果が見えない中で、次の総合戦略につながる成果を上げるためには、国と地方自治体との連携が不可欠であり、地方がそれぞれに持つ魅力を磨き上げ、特性を生かしたまちづくりを推進していくことが重要であります。 本市は、これまで平成27年10月に策定いたしました日向市総合戦略に基づき、「しごと」「ひと」「結婚・出産・子育て」「まち」の四つの基本目標に掲げた具体的な施策の実現に向け、さまざまな事業に取り組んでまいりました。 「しごと」の分野では、キャリア教育を通した人づくりのほか、産業支援センターひむか-Bizの開設、重要港湾細島港を核とした企業誘致や物流の促進、耳川流域森林資源循環活用等に取り組みました。 キャリア教育につきましては、昨年、教育委員会文部科学大臣賞を受賞するなど、その取り組みが高く評価されております。 また、海の資源と山の資源を活用することにより、先人の皆様がこれまで築き上げてきた九州の扇の要、港湾工業都市として、さらなる発展を続けていると考えております。 「ひと」の分野では、観光交流人口の増加や移住者の増加を目指し、クルーズ船の誘致やスポーツタウン日向の推進、移住・定住の促進等に取り組んでまいりました。 また、平成28年12月には、リラックス・サーフタウン日向プロジェクトをスタートし、都市部に向けたプロモーションやアジアで初となるISA世界ジュニアサーフィン選手権大会、ビーチスポーツフェスの開催に取り組んでまいりました。 また、全国の自治体が、地方創生を旗印に、それぞれの魅力を発信するために創意工夫を凝らす中で、本市の魅力である自然のすばらしさや人の温かさ、ゆったりとした時間の流れをわかりやすく発信する手段としてもこのプロジェクトは大変有効であり、サーファーや移住相談件数も増加傾向となっております。 また、新たなゲストハウスやカフェがオープンするなど民間投資も広がっており、CMやドラマの撮影地に選ばれるなど、このプロジェクトがきっかけとなって、本市の魅力がより全国に向けて発信され、新たな人を呼び込むことができているのではないかと考えております。 「結婚・出産・子育て」の分野では、子育て世代から要望の多かった放課後児童クラブの拡充や病児保育をスタートすることができました。 また、教育委員会の体制強化や非常勤講師の充実、ICT環境や空調設備、洋式トイレの整備など、子どもの学ぶ環境の充実にも取り組むことができました。 さらに、妊娠期から子育て期まで切れ目のない支援を行うためのヘルシースタート事業や子どもの貧困対策につきましても、地域の皆さんや関係団体の皆さんと連携を図りながら取り組むことができたのではないかと考えております。 「まち」の分野では、地震・津波防災施設として避難タワーや避難山の整備、市の防災拠点となる新庁舎を整備することができました。 また、超高齢社会への対応として、高齢者が可能な限り住みなれた地域で自分らしい生活を送れるよう、地域包括ケアシステムの構築にも取り組むことができたと考えております。 地方創生への道のりは始まったばかりであり、財政状況もより一層厳しさを増しておりますが、平成31年度は元号がかわる新たな歴史の幕あけの年でもありますので、未来へつなげる重要な役割を果たすべく、決意を新たに「元気な“日向市”未来創造戦略」に掲げる施策の充実に努めるとともに、元気で活力ある日向市の実現に向け新たな施策の推進に取り組んでまいりたいと考えております。 次に、平成30年度の振り返りであります。 平成30年度は、第2次日向市総合計画の2年目の年であり、5月には新庁舎での業務がスタートいたしました。 これまで、「市民が奏でる“交響”空間~優しく・強く・温かい“庁舎”」をキャッチフレーズに、市民の皆さんにも参画いただきながら整備を進めてまいりましたが、間もなく外溝工事も完了し、3月24日にグランドオープンを迎えます。 耳川流域木材を活用し、防災拠点としての機能を備え、ユニバーサルデザインに配慮した温かみのある庁舎でありますので、新たなまちのシンボルとして市民の皆様に末永く親しんでもらいたいと考えております。 平成29年度からスタートしました日向市総合計画では、人権尊重、市民協働、地域力活用の三つを基本理念とし、「海・山・人がつながり 笑顔で暮らせる元気なまち」を目指し、「若者に選ばれるまち“日向”未来づくり戦略」に掲げる施策に取り組んでおります。 昨年は、基本理念に基づき、多様性を認め合う社会の構築を目指し、職員向けのユニバーサル・マナー研修会に続き、LGBTのシンボルであるレインボーフラッグを庁内に掲げ、市内各所で研修会を開催いたしました。 12月には、あらゆる差別を解消し、全ての人権が尊重され、互いに認め合い、それぞれの個性を生かしたまちづくりを目指し、日向市全ての人の人権が尊重されるまちづくり条例を制定いたしました。 また、昨年3月には、日向ひょっとこ夏祭りがふるさとイベント大賞優秀賞を受賞したのに続き、本年2月には、坪谷小学校がNHK全国短歌大会におきまして、全国の小学校から1校だけ選出される学校大賞を受賞いたしました。 市民の皆さんや教育関係者の皆さんが、長年にわたって地域づくりや人づくり、伝統文化の継承に取り組まれた成果が今回の受賞につながったものであり、本市の人に光が当たり、市民協働、地域力活用の成果が発揮された一年であったと考えております。 次に、第2次日向市総合計画の重点戦略につきましては、「未来へつなげる人づくり」としまして、新たに子どもの夢サポート事業をスタートし、中学生3名を選考し、国連職員になる、プロの三味線奏者になる、陸上のオリンピック代表選手になるという子どもたちの夢を後押しすることができました。 また、安全で安心して学べる教育環境の向上を目指し、市内全小・中学校の普通教室にエアコンを整備するための実施設計を行いました。 「活力を生み出すにぎわいづくり」としましては、中小企業や起業創業のさらなる支援の強化を目指し、6月に日向市ITセンター1階にしごと創生拠点施設をオープンし、産業支援センターひむか-Bizを移転するとともに、新たにプロジェクトマネジャーを1名配置し、相談体制の充実を図りました。 また、7月には、サーフタウン日向基本構想の一環として新たに多様なビーチの楽しみ方を提案するビーチスポーツフェスを開催し、9月には、国内では最高グレードとなる女子プロサーフィン国際大会White Buffalo HYUGA QS3000を開催いたしました。 また、10月には、県内で初めてとなる木材シンポジウムを開催し、木材の新たな活用や森林資源を将来にわたって健全な姿で引き継ぐ資源循環型林業システムの構築について、関係団体の皆さんと意識の共有を図ることができました。 「笑顔で暮らせるまちづくり」としましては、財光寺地区と曽根地区に津波避難タワーを整備し、財光寺地区には市内初となる津波避難山を整備いたしました。さらには、平岩地区の津波避難タワー整備に着手いたしました。 また、財光寺地区に新たに小児科が開業し、あわせて子育て世代から要望の高かった病児保育事業をスタートすることができました。 5月には、老朽化している本市のスポーツ施設に関する方向性を示すために、スポーツ施設整備基本構想を策定いたしました。 私が市長に就任して3年が経過いたしましたが、東九州自動車道の開通後、重要港湾細島港を生かしたストック効果が発揮され、木材出荷量等も順調に成長を続けており、細島工業団地への企業進出も進んでおります。 また、総合計画の重点戦略に掲げる施策につきましても、笑顔で暮らせる元気なまちの実現に向けて、一歩ずつではありますが前に進めることができたのではないかと考えております。 次に、平成31年度に向けてであります。 平成31年度は、平成最後の年であり、5月には元号がかわり、新たな時代の幕が上がるスタートの年であります。また、日向市総合戦略の最後の年であり、私に託された任期の締めくくりとなる年でもあります。 平成の時代を振り返りますと、二つの大戦を体験し、戦後の復興から高度成長を遂げた昭和の時代に比べ、国民生活も豊かになり、戦争のない平和な時代であったと考えております。 一方で、バブルの崩壊やリーマンショック等による経済不況に続き、阪神・淡路大震災、東日本大震災、熊本地震など大規模な自然災害により、多くの方が犠牲となり、国民生活や日本人の価値観にも大きな影響を与えたのではないかと考えております。 また、インターネットやスマートフォンなど高度情報化社会の進展も目覚ましく、私たちを取り巻く生活環境は大きく変化し、多様な価値観を持つ個人がふえた時代でもありました。 新たな時代は、世界でも例を見ない速さで人口減少と高齢化が進んでいきます。 外国人労働者の増加や人工知能AI等の進歩により、私たちを取り巻く生活環境はさらに大きく変化し、働き方改革や意識改革を求められる時代になると予想されます。 また一方で、これまでの都市型指向から地方への田園回帰の動きは、今後ますます強くなってくるのではないかと考えております。 「日向で育った子どもたちが残ってくれる、帰ってきてくれる魅力ある日向市」をつくることが私の重要な使命でありますので、日向で育った子どもたちだけでなく、日向に住んだことがない方にも選ばれるまちとなるよう、次の世代が安全で安心して暮らせるまちを目指して、魅力あるまちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。 それでは、平成31年度の市政の基本方針につきまして申し上げます。 平成31年度は、総合計画・前期基本計画の重点戦略である「若者に選ばれるまち“日向”未来づくり戦略」の達成に向け、以下の三つの戦略に基づく施策を進めてまいります。 戦略の一つ目は、「未来へつなげる人づくり」であります。 本市の未来づくりに最も重要となる、ふるさとを愛し、地域や産業を担い、まちの力を生み出す人づくりを最優先課題として取り組んでまいります。 平成31年度は、本市が取り組んできたキャリア教育や小中一貫教育、外国語教育などについてさらなる充実を図るとともに、地域と一体となって子どもたちを育むために、全小・中学校にコミュニティ・スクールを導入いたします。 また、教育環境の充実を図るために、小・中学校に空調を整備するほか、老朽化している細島小学校と細島地区公民館及び細島コミュニティセンターを地域コミュニティの核となる複合施設として整備するための実施設計を行い、平成32年度の着工を目指すこととしております。 また、昨年度に引き続き子どもの夢サポート事業に取り組むとともに、県立高等学校の魅力を向上させる取り組みに対する支援制度を拡充し、ふるさとを担う人材の育成に取り組んでまいります。 戦略の二つ目は、「活力を生み出すにぎわいづくり」であります。 若者が働ける場所を確保し、若者が持つエネルギーを活用して活気に満ちたまちのにぎわいづくりに取り組んでまいります。 平成31年度は、サーフタウン日向基本構想の基本目標である「食、文化、自然、人を活かした“オール日向でリラックス”づくり」を推進するために、引き続き国内外に向けたプロモーション活動を実施するほか、子どもから大人まで、市民の皆さんだけでなく市外からも多くの方が本市の誇る海で楽しんでいただけるよう、新たなビーチの楽しみ方を提案するビーチスポーツフェスを開催いたします。 また、観光客を海辺から市内の食へとつなげるために、有名シェフを招き、本市の誇る食材を活用した新たな食をテーマとした交流イベントを開催することにより、飲食産業など市全体の経済効果を高め、これまでのサーフタウン日向の波及効果をさらに加速させてまいりたいと考えております。 また、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の前年度となりますので、引き続き国際サーフィン大会やオリンピックの事前合宿等の誘致を図るとともに、ホストタウンに認定されました米国、トーゴ共和国との交流事業に取り組んでまいります。 また、6月に開所した日向市しごと創生拠点におきまして、中小・小規模事業者の課題解決に向けた支援を行うほか、異業種間のネットワークを構築し、新たなビジネスの創出に取り組んでまいります。 重要港湾細島港につきましては、林産物の輸出拡大に伴い、白浜地区16号岸壁の整備が重要な課題となってきておりますので、港湾計画の整備促進について国や県に強く働きかけを行ってまいります。 また、物流の効率化をさらに促進するために、モーダルシフトの進展等により需要が高まっている関西航路RORO船の整備に対する支援を行います。 戦略の三つ目は、「笑顔で暮らせるまちづくり」であります。 防災、交通、情報など社会基盤を整備するとともに、地域が活力を失うことなく、助け合いながら、子どもから高齢者まで健康で安心して暮らせるまちづくりに取り組んでまいります。 防災基盤・地域防災力の強化として、津波避難対策緊急事業計画に基づき、財光寺地区に2基目となる津波避難山の整備に着手するほか、災害備蓄品の充実やハザードマップの改訂等を行います。 地域公共交通網につきましては、ぷらっとバスの日曜・祝日運行をスタートするほか、スクールバスに地域住民が同乗できるよう地域公共交通の利便性向上に取り組んでまいります。 また、南部地域の消防・救急体制の充実を図るため、旧幸脇小学校に消防署南分遣所を建設し、移転後には救急車両を配備いたします。 次に、地域共生社会の実現に向けて、自助・互助・共助・公助の理念に基づく地域福祉に対する理解や支え合い意識の醸成、住民が主体的に地域の生活課題を把握し、解決に向けて取り組むことができるよう、専門的知識(知見)を有する人材を配置し、庁内推進体制の検討を進めてまいります。 次に、安心して子どもを産み育てる環境を整備するために、引き続き妊娠期から子育て期まで切れ目のない支援を行うためのヘルシースタート事業に取り組んでまいります。 また、新たにおたふく風邪予防接種に対する助成を行うほか、昨年スタートした病児保育事業を財光寺の小児科医院において実施いたします。 子どもの貧困対策としましては、日向市子どもの未来応援推進計画の次期計画を策定するほか、「まなびスペース」を設置し、困窮世帯等の子どもを対象とした学習支援、居場所支援に取り組むとともに、引き続き市民総ぐるみで子どもの日向(ひなた)づくり運動を推進してまいりたいと考えております。 次に、市民がスポーツに親しみ、心豊かに健康的な生活が送れる環境を整備するために、2026年の宮崎国民体育大会を見据え、総合体育館の整備に向けた組織強化を図り、市民の皆さんの意見を伺いながら、コンセプトや施設規模、整備場所等をまとめた基本構想を策定したいと考えております。 また、7月には、全国高等学校総合体育大会南部九州大会の男女ソフトボール競技が本市で開催されますので、全国から集まる選手や関係者の皆さんが安心してプレイできるように、環境整備や受け入れ態勢の充実に取り組んでまいりたいと考えております。 最後に、平成31年度の予算編成と行政運営の基本的な考え方についてであります。 本市の財政状況につきましては、合併特例期間終了に伴う普通交付税の減額や、少子・高齢社会の進行に伴う社会保障費の自然増など、今後さらに厳しい状況が見込まれております。 これまで以上に財政基盤の強化を図り、安定した財政運営に努めることはもちろんでありますが、一方で、人口の減少問題や雇用の確保など、さまざまな地域課題の解決にも継続して取り組んでいかなければなりません。 このことから、施策の推進に当たりましては、限られた経営資源の効果的、効率的な活用を図るため、専門性のある組織体制の構築や適材適所の人員配置を行うとともに、PDCAサイクルに基づく進捗管理や成果検証を行い、スクラップ・アンド・ビルドの考え方を基軸とした事業の選択と集中を図るなど、日向市行財政改革大綱に沿った取り組みを着実に推進してまいります。 平成31年度は、4月から水道課窓口業務の民間委託や市営住宅の指定管理者制度を導入するとともに、平成32年度から実施予定である一般ごみ収集業務の全面委託に向けた準備を進めるなど、民間活力の導入に努めてまいります。 また、東郷病院につきましては、地域医療の拠点として重要な役割がある一方で、厳しい経営状況にありますので、組織体制を強化し、病院経営の今後のあり方について早急に検討してまいりたいと考えております。 また、人口減少が進む中で、医療・福祉・救急など市域を超えて取り組むべき地域課題の解決や地域や産業を担う人材育成について、近隣市町村との連携を強化し、安心して暮らせる地域づくりに努めてまいりたいと考えております。 最後に、新たな時代の幕あけを迎えるに当たり、先代の皆様が築き上げてきた九州の扇の要、港湾工業都市としての動きをとめることなく、さらなる発展を遂げていけるよう、「海・山・人がつながり 笑顔で暮らせる元気なまち~リラックスタウン日向~」の実現に向け、私が先頭に立ち職員と一丸となって、全身全霊で魅力ある人づくり、まちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。 各事業につきましては、10ページからの重点施策と主な事業の中で、第2次日向市総合計画に掲げております六つの基本目標に沿って記載しておりますので、後ほど御参照いただきますようお願いいたします。 以上、平成31年度市政の基本方針の概要について説明申し上げましたが、この結果、平成31年度の各会計の予算額につきましては、一般会計が301億8,000万円となり、平成30年度当初予算と比較しますと、額にして6億2,000万円、率にして2.1%の増となったところであります。 また、一般会計を除く会計につきましては、特別会計が141億5,190万円、1.6%の増、水道事業会計が19億9,888万9,000円、1.5%の増、簡易水道事業会計が1億7,293万1,000円、皆増、下水道事業会計が26億4,884万1,000円、0.6%の増、病院事業会計が4億3,095万1,000円、20.7%の増となったところであります。 以上、31件の議案につきまして、その概要を説明申し上げましたが、議員各位並びに市民の皆様におかれましては、御理解をいただきますとともに、今後とも温かい御支援、御協力をよろしくお願い申し上げます。 また、詳細につきましては、担当部長に補足させますので、よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 以上でございます。〔降壇〕 ○議長(甲斐敏彦) 次に、総合政策部長。 ◎総合政策部長(大石真一) それでは、各部局ごとに今回提出させていただいております条例、事件決議、予算関連につきまして、補足説明をさせていただきます。 説明に入ります前に、幾つか確認事項を申し上げます。 まず、予算関連の説明につきましては、議案名等が各部局で重複しておりますので、表現を統一させていただきます。 議案第13号平成30年度日向市一般会計補正予算(第8号)につきましては、3月補正予算、議案第18号平成31年度日向市一般会計予算につきましては、当初予算という表現で説明をさせていただきます。 また、予算関連につきましては、予算説明資料に基づき説明を行うこととし、随時ページ数をお示ししながら説明してまいります。その他の条例、事件決議等の説明に当たりましては、適宜、説明資料及びページ数をお示ししながら説明してまいります。 なお、説明は主なもののみとさせていただきますので、後日、関連資料等を御参照いただきますようお願いいたします。 それでは、総合政策部所管の案件について説明いたします。 まず、議案書15ページ、議案参考4ページ、5ページをごらんください。 議案第9号鵜毛辺地に係る総合整備計画の策定についてであります。 本議案は、鵜毛辺地に係る総合整備計画につきまして、これまでの平成26年度から30年度の計画に引き続き、31年度から5年間の整備計画を策定したもので、市道の南日向・日の平線改良事業と県営鵜毛・籾木地区基盤整備事業を計画事業としております。 次に、3月補正予算についてであります。 補正予算説明資料1ページをごらんください。 地域生活交通対策事業につきましては、市民生活に不可欠な路線バスの運行を維持するために行っているバス事業者への運行経費の助成であり、運行実績に伴い増額を行うものであります。 次に、当初予算について説明いたします。 まず、当初予算説明資料9ページの高校魅力向上支援事業につきましては、各学校の魅力について情報発信を強化することや、魅力向上支援に先進的に取り組んでいる地域から講師を招聘するものであります。 次に、同じく9ページのホストタウン推進事業につきましては、本市が、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会においてアメリカ合衆国とトーゴ共和国を相手としたホストタウンの登録を受けていることから、相手国のオリンピアン・パラリンピアンや地域の皆さんなどとの交流事業等を実施するものであります。 次に、12ページの総合計画・総合戦略策定事業につきましては、現在の第2次日向市総合計画・前期基本計画の計画期間を平成29年度からの4年間としておりますので、後期基本計画の策定に向け準備を行うものであります。 また、日向市総合戦略につきましては、平成31年度で計画期間が終了するため、新たな総合戦略を策定するものであります。 次に、13ページの地域生活交通対策事業につきましては、本年4月から、ぷらっとバスと南部ぷらっとバス路線の日祝運行を実施いたします。また、老朽化に伴い、ぷらっとバス1台を更新いたします。 次に、22ページの広報・広聴機能の充実に関する事業についてであります。 広報ひゅうがの発行や多様な広報媒体を活用した市政情報の積極的な発信を行うとともに、職員研修を重ね情報発信力の強化を図ってまいります。 次に、24ページの新しい地域コミュニティ組織制度事業についてであります。 本事業につきましては、地域のコミュニティが希薄化する中、特色を生かした持続可能な地域づくりを実践しているまちづくり協議会への支援を行うとともに、未設置地区への制度導入を推進するものであります。 次に、26ページの自治公民館の整備助成についてであります。 本事業につきましては、地域活動の拠点となる自治公民館を整備することにより、自治会(区)活動や地域コミュニティの活性化を図るものであります。来年度は、高見橋通り区公民館の空調設備整備と遠見区の公民館改修への助成を予定しております。 次に、29ページ、人権・同和行政推進事業についてであります。 昨年制定した日向市全ての人の人権が尊重されるまちづくり条例に基づき、部落問題を初めとしたあらゆる差別の解消に向けて、関係機関と連携を強化しながら、研修及び啓発事業を実施してまいります。 ○議長(甲斐敏彦) 次に、総務部長。 ◎総務部長(門脇功郎) 次に、総務部所管の案件について説明いたします。 まず、条例について説明いたします。 議案書4ページをごらんください。 議案第4号日向市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例についてであります。 民間における長時間労働の是正のための措置として、働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律により時間外労働の上限規制等が導入され、平成31年4月から施行されることを受け、国家公務員においても同様に人事院規則で定めるなどの措置を講じ、平成31年4月から適用することとなっております。このことから、地方公務員法第24条第4項における均衡の原則に基づき、本市の関連する条例の改正を行うものであります。 改正後の第8条第3項におきまして、時間外勤務に関し必要な事項は規則で定める旨を規定するものであります。 施行日は、平成31年4月1日としております。 次に、3月補正予算について説明いたします。 3月補正予算書の4ページをごらんください。 第2表繰越明許費でありますが、来年度に繰り越す事業を掲載しております。 このうち、地震・津波防災施設整備事業につきましては、地権者との交渉に不測の日数を要したこと等により、年度内完成が困難となったことから、繰越明許費を設定するものであります。 次に、5ページ、第3表地方債補正でありますが、主に小・中学校の空調設備整備事業に伴う増額補正であります。 次に、補正予算説明資料の3ページをごらんください。 地震・津波防災施設整備事業につきましては、国費の決定による減額及び一部組み替えを行うものであります。 続きまして、当初予算について説明いたします。 当初予算説明資料の1ページをごらんください。 こちらは、会計別の予算総括表となっております。左から前々年度及び前年度の状況、本年度予算額、また、前年度との比較を掲載しております。 次に、2ページをごらんください。一般会計の歳入の状況であります。 主な増減理由を申し上げますと、1行目、自主財源のうち市税につきましては、誘致企業の固定資産税課税免除の終了等に伴い、前年度比4.2%の増となっております。 次に、6行目、繰入金が前年度比17.1%の減となっておりますのは、主に新庁舎建設事業の終了に伴う公共施設整備等資金積立基金の繰り入れ減少によるものであります。 続きまして、下段の依存財源のうち地方交付税につきましては、地方財政計画及び合併算定替えの段階的な減額を見込んで試算した結果、1億3,330万1,000円の減となったものであります。 続きまして、市債が前年度比20.3%の増となっておりますのは、主に関西航路RORO船の大型化に伴う民間事業者の事業資金について、ふるさと融資制度を活用するものであります。 続きまして、5ページをごらんください。性質別の歳出の状況であります。 まず、義務的経費のうち人件費につきましては、定年退職者数の増加により4.4%の増となったものであります。 次に、任意的経費のうち補助費等につきましては、主に病院事業会計及び簡易水道事業会計に対する負担金が増となったものであります。 また、貸付金が大幅増となっております主な要因は、ふるさと融資貸し付け資金によるものであります。 次に、投資的経費のうち普通建設事業費の大幅減につきましては、新庁舎建設事業における外溝工事等及び富高小学校改築事業の終了に伴うものであります。 続きまして、7ページをごらんください。地方債現在高の状況であります。 中段の普通会計の小計(A)の欄をごらんいただきますと、平成31年度末の現在高は、平成30年度末より1億7,000万円程度増加する見込みであり、増加の要因としましては、ふるさと融資制度に伴う地方債の借り入れによるものであります。 次に、8ページをごらんください。基金現在高の状況についてであります。 このうち、1行目の財政調整積立基金につきましては、合併算定替えの縮小に伴う地方交付税の減少などにより、9億1,000万円の繰入金を計上したところであります。 このほか、各特定目的基金につきましては、それぞれの基金の目的に沿った繰り入れ、繰り出しを計上しております。 以上、当初予算の特徴を説明申し上げましたが、事業目次に続く9ページ以降には、人件費を除いた全事業の説明資料を掲載しておりますので、御参照ください。 次に、総務部所管の主な事業について説明いたします。 当初予算説明資料の35ページをごらんください。災害予防対策事業についてであります。 本事業につきましては、あらゆる自然災害に対しまして事前の備えを確立することを目的といたしておりますが、平成29年3月末に策定した日向市備蓄計画に基づき、引き続き非常食や飲料水など災害対策備蓄品の整備を行うものであります。 また、県が行いました塩見川及び耳川の洪水区域の見直しに伴い、ハザードマップを全面的に改訂し、全世帯に配布するとともに、ウェブ版のハザードマップを構築して、自宅付近の緊急避難場所と指定避難所の位置関係や避難経路などがインターネット上で確認できるようにすることにしております。 次に、39ページの地震・津波防災施設整備事業についてであります。 本市では、平成27年度から津波避難対策緊急事業計画に基づく避難施設や避難経路の整備に取り組んでいるところでありまして、引き続き財光寺地区の避難タワーと避難山の整備を進めてまいります。 次に、44ページの公共施設マネジメント推進事業につきましては、日向市公共施設等総合管理計画に基づき、廃校施設等の利活用や処分を推進するとともに、利用が少ない施設のあり方の見直しや、施設の老朽化等の状況に応じた計画的な改修、更新に取り組んでまいります。 最後に、50ページの人事評価制度推進事業につきましては、平成28年度から導入した人事評価制度を職員の人材育成と組織力の強化に適切につなげていくため、評価者及び被評価者を対象とした制度の運用に関する研修会を行うこととしております。 ○議長(甲斐敏彦) ここでしばらく休憩をします。 △休憩 午前11時05分--------------------------------------- △開議 午前11時15分 ○議長(甲斐敏彦) 休憩前に引き続き会議を再開します。 次に、市民環境部長。 ◎市民環境部長(柏田淳一) 次に、市民環境部所管の案件について説明いたします。 まず、3月補正予算についてであります。 補正予算説明資料4ページをごらんください。 国民健康保険事業特別会計への繰出金につきましては、国民健康保険事業の安定的な運営を図るため、国が示す繰り出し基準に基づく法定繰出金につきまして、所要の減額を行うものであります。 次に、同じく4ページの斎場費及び5ページの環境衛生の充実に要する経費につきましては、日向東臼杵広域連合の2月補正において予算の組み替えが行われましたことに伴う分担金の増減であります。 次に、29ページをごらんください。 議案第15号国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)につきましては、まず、本年度の給付実績見込みに伴う保険給付費の増額補正を行うものであります。 また、諸支出金につきましては、平成29年度療養給付費等負担金が確定し、返還金が生じましたことから、増額を行うものであります。 次に、当初予算について説明いたします。 当初予算説明資料の52ページをごらんください。市民税賦課に要する経費についてであります。 個人住民税、法人市民税、軽自動車税の賦課に要する経費でありますが、来年度は、平成30年度税制改正で決定されました資本金が1億円を超える大法人等の電子申告の義務化、及び本年10月から導入される地方税共通納税システムに対応するために、eLTAX等の改修に必要な費用を計上するものであります。 次に、同じく52ページの固定資産税賦課に要する経費についてであります。 土地、家屋及び償却資産の賦課に要する経費でありますが、平成31年度は評価替えの中間年に当たり、3年ごとに実施する航空写真撮影及び標準宅地鑑定に係る費用を計上するものであります。 次に、56ページの住民基本台帳事務費につきましては、市民の皆さんがマイナンバーカードを利用して、コンビニで住民票、戸籍証明書及び税務証明書等の取得が可能となるコンビニ交付サービスを開始するため、当該システム導入に伴う機器等のリース・保守経費及び運営負担金等を計上するものであります。 次に、69ページの財光寺汚泥処理場施設管理運営費についてであります。 財光寺汚泥処理場は、し尿や浄化槽汚泥を処理する施設でありますが、設備等の老朽化が進んでいることから、改修を行いながら、今後も引き続き適正な維持管理を行っていくことにしております。 次に、当初予算説明資料の298ページをごらんください。 議案第24号平成31年度日向市国民健康保険事業特別会計予算についてであります。 歳入におきましては、国民健康保険税、保険給付費等交付金など、県からの各種補助金、一般会計繰入金などを見込んだ結果、総額72億6,800万円になり、前年度と比較して2億2,100万円の増になっております。 歳出の主なものとしましては、県が算定した国保事業費納付金を計上するとともに、これまでの実績をもとに保険給付費を計上するものであります。 次に、健康づくりなどの保健事業費につきましては、ジェネリック医薬品希望シールの配布など啓発活動に取り組んでまいります。 特定健診では、引き続き受診しやすい環境づくりに努め、受診者の増加を目指すとともに、新たに、健診の結果によって別途眼底検査を受診する場合に必要な費用を計上するものであります。また、特定保健指導におきましては、対象者に合わせたきめ細やかな保健指導を図るため、タブレット端末の導入に必要な費用を計上するものであります。 ○議長(甲斐敏彦) 次に、健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(柏田武浩) 次に、健康福祉部所管の案件について説明いたします。 まず、条例について説明いたします。 議案書5ページをごらんください。 議案第5号日向市介護保険介護給付費準備基金条例の一部を改正する条例についてであります。 日向市介護保険介護給付費準備基金につきまして、平成30年度に創設された保険者機能強化推進交付金を一時的に基金に積み立てるとともに、これまで基金の充当先を介護給付事業に限定していたものを、要支援1、2の方を対象とした予防給付事業及び介護予防・日常生活支援総合事業、包括的支援事業、任意事業などの、主に市の裁量により実施する地域支援事業に充当できるよう拡充を図るものであります。 施行日は、平成31年4月1日としております。 次に、議案書6ページをごらんください。 議案第6号日向市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてであります。 本条例は、新たな地域密着型のサービスとなる共生型地域密着型サービスについて基準を整備するものでありますが、共生型サービスとは、訪問介護、通所介護、短期入所生活介護について、高齢者や障がい児者がともに利用できるサービスの類型をいうものであり、市町村は、厚生労働省令で定める基準を踏まえて、条例でその一部である共生型地域密着型サービスに係る基準を定めなければならないこととされています。 障がい福祉制度における生活介護、自立訓練、児童発達支援、放課後等デイサービスの指定を受けた事業所であれば、基本的に介護保険制度における共生型地域密着型通所介護事業所の指定を受けられるものとなっており、今回の改正は、共生型地域密着型通所介護事業所が満たすべき人員、設備、運営等の基準を定めた内容となっております。 施行日は、平成31年4月1日としております。 次に、3月補正予算について説明いたします。 3月補正予算書の4ページをごらんください。第2表繰越明許費であります。 保育所等整備事業の保育施設の整備につきましては、施工に当たっての部材の確保に困難を要し、工事のおくれを来したことから年度内完成が見込めなくなり、繰越明許費を設定するものであります。 次に、補正予算説明資料6ページの自立支援医療給付事業から10ページ移動支援事業までの障害福祉費に係る補正予算につきましては、平成30年度の実績見込みに基づく扶助費の増額のほか、国・県等の負担金について補正を行うものであります。 次に、当初予算について説明いたします。 まず、当初予算説明資料の75ページの地域力強化推進事業につきましては、地域共生社会の実現を目指し、住民に身近な圏域で住民が主体的に地域課題の解決を試みる体制構築を推進するため平成30年度から取り組んでいるところであり、自助・互助・共助・公助の理念に基づく地域福祉に対する理解、支え合い・助け合いの意識の醸成、核となる人材の育成を図ることで地域における支援体制の構築を目指すものであります。 次に、92ページの子供の未来応援地域ネットワーク形成支援事業につきましては、内閣府の地域子供の未来応援交付金を活用し、平成31年度で計画期間が満了となります子どもの未来応援推進計画の改定作業等を行うとともに、計画推進に向けて子どもの未来応援会議等を開催するものであります。 次に、105ページのヘルシースタート事業につきましては、こども課内に設置しております子育て世代包括支援センターを中心に、各種健診の助成を初め、産前産後のサポートや相談事業等の充実を図り、妊娠期から子育て期にわたるまでの切れ目のない支援を行うこととしております。 同じく105ページの小児予防接種事業につきましては、定期予防接種の助成に加え、新たに任意予防接種であるおたふく風邪の一部助成を予定しております。 次に、106ページの保育所等整備事業につきましては、保育環境の整備を目的として、年次的に老朽化した保育所等の建てかえ等に要する費用の一部を助成しておりますが、来年度は美々津保育園への助成を予定しております。 次に、110ページの病児・病後児保育事業につきましては、保育園2園による病後児保育事業を実施するほか、昨年10月に開始しました病児保育事業を引き続き行い、保護者の就労と育児の両立を支援してまいることとしております。 次に、126ページの自殺対策事業につきましては、現状と課題、取り組み方針・内容、目標値などを明記した平成31年度からの5カ年計画となる日向市自殺対策行動計画に基づき、誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指して、関係機関と連携し全庁的に取り組んでまいります。 次に、129ページのがん検診推進事業につきましては、乳がん、子宮がん、大腸がん検診について、引き続き若い世代を対象にした無料クーポン券を交付し、働き盛り世代の受診率向上に努めてまいります。 次に、当初予算説明資料299ページをごらんください。 議案第25号平成31年度日向市介護保険事業特別会計保険事業勘定)予算についてであります。 本特別会計予算は、介護保険法に基づき地域の状況を踏まえて策定した介護保険事業計画に沿って、介護保険料の設定や、高齢者が要介護度に応じて選択するさまざまな介護サービス給付及び地域支援事業を行うものであります。 高齢者が住みなれた地域で自分らしい生活を送ることができるよう、住まい、医療、介護、予防、生活支援、地域住民の支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの深化、推進を図ってまいります。 具体的には、ページ右側の事業内容欄、下側に記載しております地域支援事業費におきまして、一般介護予防事業費として、既存の住民主体型一般介護予防事業とあわせて行政主体型一般介護予防事業を生活圏域ごとに実施し、効率的、効果的な介護予防事業を確立してまいります。 また、介護予防・生活支援サービス事業費として、対象者の状態に合わせた栄養管理型の配食サービスを行うことで、介護度の改善、維持、悪化予防を図ることとしております。 その他、包括的支援事業費の中では、新規事業として福祉用具買い取り支援を開始し、要支援認定者、総合事業対象者に対して福祉用具の買い取り支援を行うことで高齢者の自立支援と状態の維持を図るとともに、貸与コスト及び認定率の削減を図ってまいります。 また、介護給付適正化事業においては、介護支援専門員の資格と実務経験を持つ嘱託職員を増員し、介護給付適正化計画の主要5事業の中のケアプラン点検事業の取り組みを中心に強化することで、介護サービスの質の確保及び介護給付等の適正化に取り組むこととしております。 最後に、別冊、平成31年度日向市病院事業会計予算書の1ページをごらんください。 議案第31号平成31年度日向市病院事業会計予算についてであります。 病院事業会計予算は、第1条総則から第8条たな卸資産の購入限度額までの8カ条で定めております。 まず、第2条についてでありますが、業務の予定量を定めたものであります。 病床数は、平成30年度と同じく一般病床30床とした上で運営していくとともに、病院の将来のあり方等について、引き続き検討していくこととしております。 1日平均患者数は、入院10.3人、外来57.7人を予定しております。 次に、第3条につきましては、収益的収入及び支出の予定額を定めたものであります。 まず、収益的収入でありますが、病院事業収益を4億2,741万6,000円とするものであり、第1項の医業収益は、入院及び外来の診療収入及び公衆衛生活動収益等、第2項の医業外収益は、一般会計からの補助金、負担金等であります。 次に、収益的支出でありますが、病院事業費用を4億2,709万7,000円とするものであり、第1項の医業費用は、病院運営に係る人件費、薬品費や業務委託料等の必要経費、第2項の医業外費用は、消費税等の支払い経費であります。 次に、第4条につきましては、資本的収入及び支出の予定額を定めたものであり、内訳は、医療機器の購入等に要する資金及び費用であります。 資本的収入につきましては138万円とし、第2項の他会計出資金が主なものであります。 次に、資本的支出でありますが、385万7,000円とし、第1項の建設改良費に器械備品の購入費等を計上しております。 なお、第4条本文括弧書きに示す資本的収入予定額が資本的支出予定額に対し不足する247万7,000円は、過年度分損益勘定留保資金で補填することとしております。 以上、収益的支出及び資本的支出の合計額は4億3,095万4,000円となり、前年度当初予算と比較して20.7%の増となったところであります。 3ページ以降には、本予算に関する説明資料を添付しておりますので、御参照ください。 ○議長(甲斐敏彦) 次に、商工観光部長。 ◎商工観光部長(福田幸一) 次に、商工観光部所管の案件について説明いたします。 まず、3月補正予算についてであります。 補正予算説明資料11ページをごらんください。 日向市中小企業特別融資事業でありますが、本事業は、財政基盤が脆弱な市内中小企業者の資金調達を支援するため、宮崎県信用保証協会の保証をつけた融資を市内金融機関が中小企業者に実行し、その保証料を市が補助金として全額負担する制度であります。 信用保証協会への保証料補助金は、毎年度の融資実績を算定基礎として決定する仕組みであり、本年度の実績見込みに伴う増額補正を行うものであります。 次に、12ページの企業誘致事業につきましては、企業の操業開始の時期や雇用の状況に合わせて、企業立地奨励金を増額し、雇用促進奨励金を減額するものであります。 次に、13ページの日向サンパーク温泉管理運営費につきましては、同施設におけるバイオマスボイラーのたび重なる故障により、温泉稼働に要した灯油燃料経費が増大したため、委託料の増額を行うものであります。 次に、当初予算についてであります。 まず、当初予算説明資料133ページの中小企業特別融資事業についてであります。 景気の上昇傾向が続く中、中小企業の設備投資が増加傾向にあります。このような事業者の投資ニーズをしっかりと支えるため、中小企業、小規模事業者向けの有利な融資制度である中小企業特別融資制度による資金調達のサポートを金融機関等と連携し、堅実に行ってまいります。 次に、134ページのふるさと融資事業につきましては、細島港において関西航路を担うRORO船の新造船が来年1月に予定されていますが、RORO船は長距離トラックドライバー不足や災害時の代替輸送の確保等によって需要が高まっており、細島港の競争力の強化や物流の効率化等に必要であることから、新造船に係る無利子資金の融資等による支援を行うものであります。 135ページのひむか-Biz運営事業は、日向市産業支援センターひむか-Bizと昨年6月に開所した日向市しごと創生拠点の運営委託料を計上するものです。 同事業は、開始以来、計画を上回る利用者があり、その相談支援体制を強化するため、全国公募でプロジェクトマネジャーを採用し、本年1月から支援業務を開始しております。今後は、ひむか-Bizセンター長との2名体制となりますので、本市のチャレンジする事業者や創業希望者への支援がさらに充実するものと考えております。 次に、136ページの日向市雇用創造協議会に要する経費についてであります。 これは、厚生労働省の雇用対策事業である実践型地域雇用創造事業を実施するため、事業主体である日向市地域雇用創造協議会の運営費用の一部を計上するものです。これにより、求職者や事業主のスキルアップのためのセミナーや、マッチングのための就職説明会などを全額国費で開催することが可能となり、本市の質の高い雇用が増加することが期待されるものであります。 次に、138ページの企業誘致関連施設管理運営費につきましては、日向市ITセンターの管理運営のほか、旧幸脇小学校に立地したコールセンターの従業員の増加、さらに、同じ校舎内で今春開所予定の保育所の従業員の増加に対応した駐車場の整備を行うものであります。 次に、141ページの観光客誘致推進事業についてであります。 新しい日向市観光推進計画の基本方針であります「観光による地域を活性化するしくみづくり」を推進し、さらに経済への波及効果を高めるため、引き続きアピール力の高い拠点づくりや多様なニーズに対応した食の魅力づくり、また、戦略的な情報発信、PRなどに取り組んでまいります。 次に、149ページのサーフタウン日向推進事業につきましては、引き続きプロモーション活動を実施するとともに、国際サーフィン大会等の誘致を図り、本市の温暖で美しい海岸環境等を広く国内外にアピールしてまいります。 また、本市の誇る豊かな食材などを活用した食のイベントの開催や、オリンピアンなどとビーチスポーツをともに体験できるイベントなどの実施により、新たな交流人口の拡大と観光消費の拡大につなげ、元気で活力のある日向市の実現を図ってまいります。 ○議長(甲斐敏彦) 次に、農林水産部長。 ◎農林水産部長(海野雅彦) 次に、農林水産部所管の案件について説明いたします。 議案書17ページをごらんください。 議案第10号第3次日向市農林水産業振興計画の策定についてであります。 本計画は、本市の豊かな地域資源を守り、生かしながら、6次産業化や資源の循環利用などにより、収益性が高く持続性のある農林水産業の実現に向け、諸課題に対応した施策、事業の方向性を示すため、第3次計画を策定するものであります。 次に、3月補正予算についてであります。 補正予算書4ページをごらんください。第2表繰越明許費であります。 まず、経営体育成支援事業及び農業地域防災減災事業につきましては、国の交付決定のおくれにより、年度内完了が見込めなくなったものであります。 次に、地産地消推進事業につきましては、日向市食育・地産地消推進計画について、課題に総合的、効果的に対応するため、新しく策定された関連計画との整合性を図った後に策定するものであります。 次に、富島幹線用水路整備事業につきましては、坑内の土砂撤去に不測の日数を要したことから年度内完成が見込めなくなったものであります。 次に、農林水産施設災害復旧費につきましては、災害査定及び補助率の確定により、工事発注が1月末以降となったため、年度内完成が見込めなくなったものであります。 補正予算説明資料13ページをごらんください。 経営体育成支援事業につきましては、平成30年の台風24号により農業用施設等の被害を受けた農業者の再建等に係る経費の一部を支援するものであります。 次に、14ページの農地中間管理事業につきましては、担い手への農地集積・集約化のため、地域内の農地の一定割合以上を農地中間管理機構に貸し付けた地域等に対し協力金を交付するものであります。 同じく14ページの富島幹線用水路整備事業につきましては、一部工事を翌年度に繰り越すに当たり、翌年度分の工業用水の補償費を増額するため、予算の組み替えを行うものであります。 次に、15ページのふるさと日向市応援寄附金事業についてであります。 昨年12月末時点における寄附金と事業費実績により、ふるさと日向市応援寄附金基金への積立金を増額補正するものであります。 次に、当初予算についてであります。 まず、当初予算説明資料152ページをごらんください。 農業振興事業につきましては、地域農業の振興と活力ある農村を維持していくため、農作業受託組織の機械導入助成や、新規就農者のミニトマト生産施設の整備に対する支援を行うものであります。 次に、162ページの農地耕作条件改善事業についてであります。 農地中間管理事業の重点実施地区において、農地中間管理機構と連携し、担い手への農地集積や高収益作物への転換を図るための基盤整備を行うものであります。 次に、165ページの富島幹線用水路整備事業についてであります。 富島幹線用水路につきましては、経年劣化による強度低下が進行しているため、改修工事を行うための工事費と工事期間中の上水を確保するための補償費を予算計上するものであります。 次に、168ページの薬草の里づくり事業につきましては、試験栽培を継続しながら、本格的な栽培に向け薬草品目を生産者に普及していくとともに、薬膳などの商品開発や販路開拓に取り組むものであります。 次に、同じく168ページのへべす振興対策事業につきましては、県内全域での産地拡大に伴い「へべす発祥の地 日向」としてのPR活動及び販売促進活動の強化に取り組むため、補助金を交付するものであります。 次に、169ページのふるさと日向市応援寄附金事業につきましては、寄附金の増加による自主財源の確保と地場産業の活性化を図るため、ポータルサイト主催のイベント参加や情報発信の強化、返礼品業者数の拡大に取り組むものであります。 次に、172ページの森林づくり推進事業についてであります。 森林の適正管理を図るため、森林病害虫の防除委託や再造林に対する上乗せ補助に加え、新たに再造林対策に有効な杉コンテナ苗の普及に係る補助金を計上しております。 次に、175ページの林道施設長寿命化対策事業につきましては、市が管理する林道橋の点検、診断を実施するとともに、健全度の把握、必要な対策の内容、優先度等を検討した個別施設計画を策定するものであります。 次に、180ページの漁業振興育成事業につきましては、細島いわがきのブランド確立のための支援、漁船保険料や漁獲共済金の助成及び各種利子助成により、漁業経営の安定化及び水産業の振興を図るものであります。 最後に、297ページをごらんください。 議案第23号平成31年度日向市農業集落排水事業特別会計予算についてであります。 市内3カ所の農業用集落排水施設につきまして、適正な保守点検及び設備機器類の維持補修を行いながら施設を良好に稼働させることで、処理区域内の水質保全に努めるとともに、生活環境の改善を図るものであります。 また、この特別会計につきましては、平成32年度から地方公営企業会計に移行するため、会計システムの構築等の経費を計上しているところであります。 ○議長(甲斐敏彦) 次に、建設部長。 ◎建設部長(中島克彦) 次に、建設部所管の案件について説明いたします。 まず、条例について説明いたします。 議案書10ページをごらんください。 議案第7号日向市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてであります。 第9条の改正は、市営住宅の入居者の選考についてであります。 平成31年4月から指定管理者制度の導入を予定しております。本市に加えて県や延岡市も共同で入居者の募集を行いますが、市営住宅に優先入居できる要件について、県や延岡市との整合性を図るため改正を行うものであります。 なお、社会情勢に応じて速やかに対応できるよう、具体的内容につきましては規則で定めることとし、入居希望者に配慮するものであります。 別表の改正は、市営住宅である細島東部住宅の所在地番について修正が必要であることから、改正を行うものであります。 施行日は、公布の日からとしておりますが、第9条第5項の改正につきましては、平成31年4月1日からとしております。 次に、事件決議について説明いたします。 議案書18ページをごらんください。 議案第11号市道の路線の廃止についてであります。 本議案は、土地区画整理事業等により整備された路線について、台帳整備により終点に変更が生じた6路線について廃止するものであります。 次に、19ページの議案第12号市道の路線の認定についてにつきましては、道路事業及び土地区画整理事業等により整備された13路線について、認定を行うものであります。 なお、議案参考の6ページから30ページにかけまして、それぞれの路線の位置図等を掲載しておりますので、御参照ください。 次に、3月補正予算について説明いたします。 まず、予算説明資料15ページの建設土木一般事務費につきましては、南日向・日の平線改良工事に係る訴訟案件につきまして、本年1月16日の第1審判決に伴い、弁護士活動費及び成功報酬等について計上するものであります。 次に、16ページの財光寺南部住環境整備事業から20ページのお倉ヶ浜総合公園整備事業までの各事業につきましては、国庫補助金の確定に伴う事業費調整となっております。 また、19ページの駅周辺土地区画整理事業(単独)につきましては、市有地の土地売買収入をもって、日向市土地開発基金への返済を行うものであります。 次に、補正予算書4ページをごらんください。第2表繰越明許費であります。 このうち、道路河川災害復旧事業(公共)につきまして、早期水稲作付との調整を図ったことから、年度内完成が見込めなくなったものであります。 また、財光寺南土地区画整理事業、駅周辺土地区画整理事業、高砂通線改良事業につきましては、補償交渉等に不測の日数を要したことから、年度内完成が見込めなくなったものであります。 お倉ヶ浜総合公園整備事業につきましては、芝生工事の設計や発注時期など経済性を考慮した結果、年度内完成が見込めなくなったものであります。 なお、議案第14号平成30年度日向市財光寺南土地区画整理事業特別会計補正予算におきましても、同様の理由により繰越明許費を設定しております。 次に、当初予算について説明いたします。 当初予算説明資料の183ページをごらんください。 日向市立地適正化計画策定事業につきましては、居住機能や医療、福祉、商業などの都市機能の誘導を図りながら、公共交通機能と連携したコンパクトシティ・プラス・ネットのまちづくりを推進するために、立地適正化計画を策定するものであります。 同じく183ページの景観まちづくり推進事業につきましては、市民や事業者との協働による良好な景観形成を推進するため、景観に対する意識向上を図ることを目的に、景観講演会や景観セミナー等を開催し、啓発活動を行うものであります。 次に、186ページの塩見美々津線道路改良事業につきましては、歩道橋の下部工を施工するものであります。 次に、189ページの橋梁長寿命化事業につきましては、2巡目の橋梁の定期点検に着手するとともに、トンネルの長寿命化修繕計画を策定することとしております。また、長寿命化対策工事としましては、日向市橋梁長寿命化修繕計画に基づき、8橋の補修工事を予定しております。 同じく189ページの財光寺南部住環境整備事業及び190ページの幡浦地区住環境整備事業につきましては、防災力の向上と現道拡幅による生活道路の整備を推進するものであります。 次に、194ページの日向市木造住宅耐震化促進事業につきましては、木造住宅の耐震化を図ることにより、災害に強いまちづくりを推進するために、耐震診断等に要する経費の一部補助及びアドバイザーの派遣を行うものであります。 次に、195ページの日向市空家等対策推進事業につきましては、空き家等の適正管理、除却を推進するため、危険空き家の除去に要する費用の一部を補助するものであります。 次に、196ページから197ページの財光寺南土地区画整理事業についてであります。 本事業は、建物移転を重点的に取り組んでいることから、35戸43棟の建物移転を行い、あわせて宅地造成及び道路の整備を行うこととしております。 次に、198ページから199ページの日向市駅周辺土地区画整理事業につきましては、第2工区の本町地区において、県道土々呂日向線の建物移転や公共施設の整備を重点的に行うとともに、旭通り区の整備も着手する予定としております。 次に、200ページの全市緑花推進事業につきましては、海岸線などの地域資源を生かした眺望箇所の創出や花づくりなど、花と緑のあふれるまちづくりを推進することとしております。 次に、201ページの高砂通線改良事業につきましては、用地買収や工事の実施設計を行うこととしております。 次に、お倉ヶ浜総合公園整備事業につきましては、芝生広場の排水工事や芝生工事を予定しております。 最後に、当初予算説明資料の295ページをごらんください。 議案第19号平成31年度日向市公営住宅事業特別会計予算について説明いたします。 本事業におきましては、快適な住宅環境の整備のため、ストック総合改善事業、高齢者住宅住戸改善事業を実施し、市営住宅の整備と維持管理に努めてまいります。 また、市営住宅入居者のサービス向上を図るため、平成31年度から指定管理者制度を導入してまいります。 ○議長(甲斐敏彦) 次に、上下水道局長。 ◎上下水道局長(中城慎一郎) 次に、上下水道局所管の案件について御説明いたします。 まず、条例について説明いたします。 議案書12ページをごらんください。 議案第8号日向市水道布設工事監督者の配置及び資格並びに水道技術管理者の資格に関する条例の一部を改正する条例についてであります。 本条例は、水道事業の水道布設工事監督者及び水道技術管理者の配置並びに資格を定めるものであります。 第3条の改正は、水道布設工事監督者の資格に関する改正であります。 学校教育法の改正により、専門職大学が創設されることに伴い、監督者の資格要件において専門職大学の前期課程修了者を含めるよう改正するものであります。あわせて、技術士法施行規則の改正に伴い、上下水道部門の技術士試験における第2次試験の選択科目について「水道環境」を削除し、「上水道及び工業用水道」に統合するよう、改正を行うものであります。 第4条の改正は、水道技術管理者の資格に関する改正であります。 第3条の改正と同様に、管理者の資格要件において専門職大学の前期課程修了者を含めるよう改正するものであります。 施行日は、平成31年4月1日とし、監督者の資格については経過措置を設けております。 次に、補正予算説明資料30ページをごらんください。 議案第17号平成30年度日向市水道事業会計補正予算(第2号)について説明いたします。 今回の補正は、富島幹線用水路整備事業の補正に伴う工事負担金及び受水費、また、受水に係る一般会計からの補償金の補正であります。 次に、当初予算説明資料296ページをごらんください。 議案第22号平成31年度日向市簡易給水施設特別会計予算について説明いたします。 美々津丸山地区の簡易給水施設維持管理費の費用として240万円を計上しております。 次に、別冊、日向市水道事業会計予算書をごらんください。 議案第28号平成31年度日向市水道事業会計予算について説明いたします。 平成31年度の水道事業におきましては、安全・安心な水道水の安定供給を目的として、日向市水道ビジョン等に基づき、計画的な更新や耐震化及び長寿命化対策を推進し、災害に強い強靱な水道施設を構築してまいります。また、危機管理マニュアルに基づく応援給水訓練等を継続して実施することにより危機管理体制の強化を図ります。さらに、市民サービスの向上と経営の効率化を図るために、窓口業務を民間に委託します。 それでは、予算書1ページをごらんください。 まず、第2条に業務の予定量を掲載しております。 (4)の主な建設工事につきましては、老朽化の著しい配水管・送水管の更新と耐震化の経費として4億円、浄水場施設等の設備更新工事に係る経費として7,154万8,000円を予定しております。 次に、第3条に収益的収入及び支出を、第4条に資本的収入及び支出を記載しております。 また、収益的支出と資本的支出を合計した支出予算合計といたしましては、19億9,888万9,000円でありまして、対前年度比1.5%増となっております。 次ページの第5条につきましては、公営企業会計システムの更新に伴い、債務負担行為の限度額を定めるものであります。 また、第6条から第10条につきましては、起債の限度額等、地方公営企業法に基づき予算に記載すべき事項について定めております。 なお、3ページ以降に予算に関する説明を掲載しておりますので、御参照ください。 次に、同じく別冊、予算書の21ページをごらんください。 議案第29号平成31年度日向市簡易水道事業会計予算について説明いたします。 簡易水道事業につきましては、本年4月から地方公営企業法を適用し、公営企業会計に移行することとしております。これにより、公営企業として経営の計画性、透明性を確保するため、財政状況を把握し適切な経営分析を行い、経営基盤の強化を図りながら安定した事業運営に努めてまいりたいと考えているところであります。 それでは、まず、第2条に業務の予定量を掲載しております。 (4)の主な建設工事につきましては、上大谷地区への配水管接続のための経費として800万円、福瀬地区減圧弁設置工事、浄水場設備の更新等に係る経費として1,590万円を予定しております。 次に、第3条に収益的収入及び支出を、第4条に資本的収入及び支出を記載しております。 また、収益的支出と資本的支出を合計した支出予算合計といたしましては、1億7,293万1,000円であります。 次ページの第4条の2につきましては、地方公営企業法の適用の日以前の会計年度に発生した債権及び債務に係る未収金及び未払い金は、次の事業年度に属する債権及び債務として整理するものとされており、予定額を定めるものであります。 また、第5条から第9条につきましては、起債の限度額等、地方公営企業法に基づき予算に記載すべき事項について定めております。 なお、23ページ以降に予算に関する説明を掲載しておりますので、御参照ください。 最後に、同じく別冊、予算書の37ページをごらんください。 議案第30号平成31年度日向市下水道事業会計予算について説明いたします。 平成31年度の下水道事業におきましては、日常生活に欠かせない重要な下水道サービスの提供を将来にわたり安定的に持続可能となるよう、経営基盤の強化と財政マネジメントの向上に取り組むこととしております。 また、未普及地区の解消として往還地区の面整備を推進するとともに、下水道施設ストックマネジメント計画に基づいた浄化センター、ポンプ場の長寿命化対策工事を実施し、施設維持に係るコストの最適化に努め、中長期的に事業の安定経営を目指します。 さらに、平成31年度より防災・減災対策として、重要な幹線管渠の耐震化に着手いたします。 まず、第2条に業務の予定量を掲載しております。 (4)主な建設工事としましては、管渠費としまして3億319万円で、往還地区約6.5ヘクタールの整備と幹線管渠の耐震化工事を予定しております。ポンプ場費としましては4,360万円で、汚水中継ポンプ場の長寿命化工事等を予定しております。また、処理場費としましては6,000万円で、浄化センターの長寿命化工事等を予定しているところであります。 次に、第3条に収益的収入及び支出を、第4条に資本的収入及び支出を掲載しております。 また、収益的支出と資本的支出を合計した支出予算合計といたしましては、26億4,884万1,000円でありまして、対前年度比0.6%増となっております。 また、第5条から第9条につきましては、起債の限度額等、地方公営企業法に基づき予算に記載すべき事項について定めております。 39ページ以降に予算に関する説明書を掲載しておりますので、御参照ください。 ○議長(甲斐敏彦) 次に、教育部長。 ◎教育部長(塩月勝比呂) 次に、教育委員会所管の案件について説明いたします。 まず、3月補正予算について説明いたします。 補正予算説明資料24ページ、25ページをごらんください。 小学校空調設備整備事業及び中学校空調設備整備事業につきましては、細島小学校を除く全ての小・中学校の普通教室にエアコンを整備するために、工事費及び附帯事務費を計上するものであります。 本事業につきましては、本年度に成立しました国の補正予算中のエアコン整備の臨時特例交付金を活用することとしております。 工事内容につきましては、動力源となる電源工事とエアコンの整備工事でありまして、このことにより児童・生徒が安全で安心して生活、学習ができる教育環境の向上が図られるものであります。 なお、細島小学校のエアコンにつきましては、現在進めております細島小学校改築事業において整備することとしております。 次に、当初予算について説明いたします。 当初予算説明資料225ページをごらんください。 まず、細島小学校改築事業についてであります。 細島小学校校舎の耐震性の向上を図るとともに、学校を地域コミュニティの拠点とし、校舎と近隣の公民館等を複合した施設として整備するため、平成31年度に実施設計及び地質調査を行うものであります。 次に、230ページのスクールサポート事業についてであります。 スクールソーシャルワーカーを雇用し、児童・生徒が学校や日常生活で直面する苦しみや悩みについて、児童・生徒の社会環境を構成する家族や友人、学校、地域に働きかけ、福祉的なアプローチによって問題解決を図っていく体制を強化するものであります。また、医療機関や児童相談所、福祉事務所、警察などとの連携も図ってまいります。 次に、235ページの小学生英会話研修事業についてであります。 市内の小学生を対象に、ハワイ州モミラニ小学校の児童との交流や、家庭でのホームステイを経験させるもので、隔年で実施しているものであります。外国語科学習の成果を試すとともに、異文化に触れ、英語による実践的なコミュニケーション能力の育成と国際理解の促進を図るものであります。 次に、236ページ、コミュニティ・スクール推進事業についてであります。 全ての小・中学校にコミュニティ・スクールを導入し、学校と保護者や地域の皆さんが学校の教育目標を共有し、学校運営に意見を反映させることで、連携、協働しながら子どもたちの豊かな成長を支え、地域とともにある学校づくりを進めるものであります。 次に、238ページの外国語教育推進事業についてであります。 市内全ての小・中学校において、教職員と外国語指導助手(ALT)の連携を図りながら、外国語教育を実施し、児童・生徒の英語による実践的コミュニケーションへの関心、意欲を高める取り組みを行うものであります。 次に、256ページの文化財の保存と活用に要する経費についてであります。 財光寺字山下に所在する山下遺跡内での民間事業者による宅地造成事業に伴い、発掘調査を実施いたします。開発により消滅する遺跡を記録保存し、その成果を本市の歴史の研究に活用し、長く後世へ継承していくこととしております。 次に、273ページの全国高等学校総合体育大会南部九州大会推進事業についてであります。 同大会は、来年度、宮崎県を含む南部九州4県で開催されます。県内では5市1町で9競技が実施されることとなっており、このうち本市では男女ソフトボール競技が開催されます。 来年度は、大会の円滑な運営を目指し、実施主体となる日向市実行委員会の支援や人員体制の強化、大会会場となるお倉ヶ浜総合公園内のトイレの洋式化を初め、快適な競技環境の整備を図ってまいります。 最後に、275ページの日向市総合体育館整備事業についてであります。 市総合体育館につきましては、来年度、コンセプト、施設規模、事業費、整備手法等について改めて現状分析を行い、体育館整備に特化した基本構想を策定することとしております。 また、財政負担の平準化を図るために、引き続き日向市総合体育館建設基金の積み立てを行うこととしております。 ○議長(甲斐敏彦) 次に、消防長。 ◎消防長(吉村博) 次に、消防本部所管の案件について説明をいたします。 まず、3月補正予算についてであります。 補正予算書4ページをごらんください。第2表繰越明許費についてであります。 非常備消防施設の充実に要する経費の建設工事費で、消防団詰所建設にあわせてホース乾燥塔の建設工事を行う予定でありましたが、県の一般国道327号(永田区)道路改良工事のおくれに伴い、詰所建設予定地の整地ができずホース乾燥塔の年度内完成が見込めなくなったことから、繰越明許費を設定するものであります。 次に、補正予算説明資料の21ページをごらんください。 常備消防施設等の整備に要する経費についてであります。 耐震性貯水槽の建設工事費について、一部消防施設整備事業債を充てることとしましたので、一般財源からの財源調整を行うものであります。 次に、22ページの非常備消防施設の充実に要する経費についてであります。 本年度、秋山地区の消防団詰所の建設工事を行うこととしておりましたが、県の一般国道327号(永田区)道路改良工事のおくれにより、詰所建設予定地の整地がおくれ建設事業が困難になったため、その建設事業費分を減額補正するものであります。 また、その建設予定地を秋山区自治会からの寄附金を財源として購入するため、土地購入費の補正を行うものであります。 次に、当初予算についてであります。 まず、当初予算説明資料213ページをごらんください。 常備消防施設等の整備に要する経費につきましては、来年度、はしご車の更新を行うこととしております。 現在のはしご車は、24年前の平成6年に導入したもので、メーカーが指定する使用期限の17年を大幅に経過していることから、更新をするものであります。 次に、214ページ、日向市消防署南分遣所建設事業についてであります。 平成32年度当初からの救急車運用開始を目標に、現在、事業を進めているところでありますが、本年度に完了した設計に基づき、旧幸脇小学校グラウンドに南分遣所の建設を行うものであります。 最後に、同じく214ページ、非常備消防施設の充実に要する経費についてであります。 来年度は、小型ポンプ積載車1台の更新並びに本年度、建設に至らなかった秋山地区の消防団詰所を建設する予定であります。 ○議長(甲斐敏彦) 以上で、提案理由の説明を終わります。 ここで、しばらく休憩します。 △休憩 午後0時14分--------------------------------------- △開議 午後1時16分 ○議長(甲斐敏彦) 休憩前に引き続き本会議を開きます。--------------------------------------- △日程第3 市長提出議案第1号~第3号審議(質疑、討論、採決) ○議長(甲斐敏彦) 次は、日程第3、市長提出議案第1号から第3号までの人事案件3件を一括して議題とします。 ただいまから、議案第1号から第3号までの3件について質疑を許します。 質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 質疑を終わります。 お諮りします。 議案第1号から第3号までの3件については、委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 御異議ありませんので、そのように決定しました。 討論に入ります。 議案第1号から第3号までの3件について討論を許します。 討論交互の原則によって、まず原案に対する反対討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 次に、賛成討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 討論を終わります。 採決します。 まず、議案第1号監査委員の選任について、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第1号は原案のとおり同意することに決定しました。 次に、議案第2号人権擁護委員候補者の推薦について、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第2号は原案のとおり同意することに決定しました。 次に、議案第3号人権擁護委員候補者の推薦について、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 御異議なしと認めます。 したがって、議案第3号は原案のとおり同意することに決定しました。 お諮りします。 あす2月23日から3月3日までの9日間は、議案熟読のため休会をしたいと思います。御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(甲斐敏彦) 御異議ありませんので、そのように決定しました。 次の本会議は、3月4日午前9時30分に開き、一般質問を行います。 一般質問の順番は、本日の会議終了後、抽せんで決定します。一般質問発言通告書は、2月25日月曜日の午前10時までに議会事務局に提出願います。 これで、本日の日程は全部終わりました。 本日はこれで散会します。 △散会 午後1時19分...